TOKYO 3H

小沢あやのブログ

私も学歴詐称した過去を告白します

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ショーンKさんが何やら、大変なことになっている。とばっちりで、風貌が似ているだけで全く関係のないクリスペプラーさんにも火の粉が……。ショーンKさんは凄い。もちろん、彼が良くないことをしたのは間違いないのだけれど、学がなくても堂々と振舞えば周りの信用は勝ち取ることができる、ということを証明してくれたのである。

 

それはそうと、この一件を受けて、私も学歴詐称した過去を告白しておかなければならない。埼玉のイケてない私大に進学し、しばらく経った頃。20歳か21歳だったか、冬の恵比寿での出来事である。【某お嬢様女子大学】に通う友人から、合コンのお誘いがあった。汐留だか赤坂だかの広告代理店の男性と飲むにあたって、是非私にも来て欲しいということだった。一応女子大生の端くれとして、”恵比寿で開催される広告代理店勤務男性とのド真ん中のベタな合コン”を女子大生のうちに一度経験しておかねばならない。そう思ったので二つ返事で「行く!」と答えた。その後、友人から信じられない言葉が返ってきた。

 

「あ、【某お嬢様女子大学】の同級生ってことでお願い!」

 

状況を飲み込むまでに、しばらく時間がかかった。どうやら、先方(幹事の先輩)がいたく熱望しているとのことである。「【某お嬢様女子大学】で揃えて欲しい」と。衝撃だった。私の顔を見て「ブス(笑)。無いわ」と判定されるならわかる。まさか、就活戦争だけでなく、合コンにおいても学歴フィルターが存在するなんて……! そんなショックを受けつつ、私は学歴詐称を了承したのであった。

 

そもそも、【某お嬢様女子大学】といえば、赤文字系雑誌のど真ん中のアレである。JJ、JJbis(「ママのお下がりのバーキン」等のコピーが並んでいた、神戸系のお嬢様雑誌。現在は廃刊)、CanCam……当時の私のように、Quick Japanを読んでいるような女は、きっと数えるほどしかいないであろう。もしかしたら、存在自体しないのかもしれない。当日、私は自分が想像する中での一番それっぽい服装で恵比寿に向かったのだった。シフォンワンピースだった気がする。緊張と罪悪感のあまり覚えて無いのだけれど、その汐留だか赤坂だかの広告代理店の男性のうちの一人が電気グルーヴ好きだった、ということだけははっきり覚えている。その人の希望だったかはわからないけれど、漠然と「電気グルーヴを好きな男性でも、結局は【某お嬢様女子大学】の子と飲みたいのか……人生、難しいな」とぼんやり考えつつ、電気グルーヴを聴きながら、埼京線に揺られて帰ったのだった。

 

-完-

 

人生 ナゴムコレクション

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