TOKYO 3H

小沢あやのブログ

AIR JAM婚について考えてみた〜音楽好きが趣味の合う相手と結婚する方法〜

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「家族でライブ行ったりする時とか、(結婚)してよかったなって思う」

連休初日、1人でぼんやりと漫画を読んでいたのです。代々木公園在住、32歳アパレル勤務の文化系独身OLが主人公の漫画。彼氏と別れて、週末1人で海外ドラマ観る生活を延々としている主人公。泣けるなあ、なんて読み進めていたら、主人公が実家帰るシーンで、主人公の兄がPIZZA OF DEATHのTシャツを着て、嫁と子供とライブハウスに連れて行くというコマがあったんですよ。家族3人、お揃いのTシャツ着て、横山健のライブを楽しんでいるんです。そして主人公にこう話すんです「家族でライブ行ったりする時とか、(結婚)してよかったなって思う」って。もうね、この兄の言葉にグワーッと来まして。オシャレで友達もいるし、所謂"非リア”ではないけど、拘りが強過ぎるが故に独身、の主人公との対比がすごかったんです。その1コマで、ガツン! とやられてしまいました。

 

結婚したら趣味は諦めなきゃいけないんだと思ってた

私は音楽が好きで、タワレコに足を運び、ライブハウスに行く生活をしています。それでも結婚したらきっと落ち着かなきゃいけないし、「しばらくは結婚出来ないなー」なんて考えてました。別に一家でフェス行きたいかっていうとそういう訳ではないんだけど、「こういう選択肢もあるのか。趣味が合う人間同士でずっと楽しむということも出来るのか」と。

 

AIR JAM婚という事例

2011年、ハイスタ復活の報を聞き、かつてライブハウスでよく顔を合わせていた男性に片っ端から連絡→再会し結婚、というシュートをキメた女友達がいました。AIR JAM婚です。AIR JAM世代は母数がデカいから成り立つのでしょう。それだけハイスタという存在は凄い。最近別件で、BRAHMAN好き夫婦の結婚式に参列してきたんだけれども、それも音楽の趣味が合うカップルで、AIR JAM婚と言える。凄い。AIR JAM半端ない。AIR JAM世代は働き盛りだし、結婚というものを意識する年齢だから話が早いのかもしれないです。あと考えられるのは、モッシュ文化だからでしょうか。ギチギチのライブハウスで、踊って汗だくになって、汗ベチャッベチャのまま他の人にぶつかっちゃったりして、会釈。ほら、自然。クラブでナンパとかより凄い自然だし、健全! (私は86年度生まれですが、何世代になるんだろう。くるり世代? エルレ世代? バンプ世代?)

趣味が合う人の絶対数少なすぎ問題

かつて、私はCDの営業をしていました。だからこそわかる。自分と趣味が合う人間の絶対数が少ない。少なすぎる。テンプレ通りの文化系女だけど、私が好きなアーティストのCD売り上げは2000〜5000枚程度だったりもする。結婚相手の理想を「趣味が合う」に設定してしまえば、それだけ可能性を狭めてしまうことになるのです。それはナンセンス。営業時代、マイナーなバンドの作品が地方の店舗(タワレコなどではない街のCD屋)から1枚単位でオーダーが来てると、想いが溢れてしまうことがありました。きっと、お客様の予約分なのでしょう。「ど田舎でライブハウスも無いし、きっと趣味合う人も少なくて生き辛そうだけど頑張れ!」と念を送って出荷ボタンを押したものです。はあ。もっともっと、身の回りに音楽趣味が合う人がいっぱいいる人生を送りたい。好きなアーティスト、みんな100万枚くらい売れて欲しい。「1stの頃が良かった」とかガタガタ言わないから、みんな売れて欲しい。

じゃあどうやって趣味が合う人と出会えばいいのか 

さて、上記の話をFacebookに投稿したところ、既婚男性から「ちなみに僕はクラムボン婚です!」というコメントがつきました(御本人の許諾を得て記載)。きっかけを問うたところ、どうやら共通の友人がいたわけではなく、「お酒飲んで音楽に合わせて気持ち良く揺れてたら、腕が当たって会釈です」とのことです。凄い。音楽性は全く違うものの、AIR JAM婚に見られるのと同じ現象。(ちなみにこの間1人で、クラムボンを武道館まで観に行ったけど特に誰からも話しかけられなかったヨ!)私独身だから恋愛コラムめいたブログなんて書けないけれども、実際に他人の成功体験聞いて目から鱗だったわ。うん。結婚したくなったら、ちょっくらライブ行って当たり屋してくることにする!

 

<読んでいたのはこの漫画>

いつかティファニーで朝食を 8巻

いつかティファニーで朝食を 8巻